シドニー浜の竹内文書・竹内文献に関するメモ帳
竹内文献におけるアメリカの由来
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アメリカの由来(要訳)[緑の()内はシドニー浜による解説]

【提言】 ・アメリカの国名は一体誰が付けたのか?

【疑問】 ・この由来は僅かに150頁の米国史でも、1,000頁に満たないヨーロッパ史でも分る筈がない。 ・伝説には、1,500年の頃イタリア人“アメリゴ・ヴェスプッチ”が、南米を探検し小説的紀行文を書き、  火勢に読者の興味を惹き、誰ともなくこの新大陸をアメリカと呼ぶようになったとある。 ・これは馬鹿らしい伝説で、史上コロンブスが米大陸の発見者と公認するなら新大陸もコロンビヤと  命名すべきであった(実際には、コロンブスが第一発見者であったが、発表をアメリゴに先を越され、  発表する時には既にアメリカで定着していたという顛末があったらしい)。 ・しかし、一出版物程度に動かされてのアメリカ命名は、あまりに突飛である。 ・しかも、アメリゴは本名でなく雅号(別名)である。 ・彼の著書は南米に関したものであり北米とは無関係。 ・これを理由にイタリア人がアメリカと呼んでも、オランダ人やスペイン人までは共鳴しないだろう。

【推測】 ・久しい以前から土着民が既にこの国をアメリカと呼び、北アメリカ、南アメリカの区別もあったことが  分かったために、強いて新たに国名を付けなかったと考えられる。 ・そうでなくとも発見者又は発見国がそれぞれ命名するものであろう。

【竹内文献による反駁】 ・アメリカ命名に関しては、他に何ら権威ある記録がない。 ・しかし、驚くことに我が国の秘史(竹内文献)には明らかに“天日奈多彦神が居るところを  ヒナタエビロス国と名付け、天日受姫神が居るところをヒウケエビロス国と名付ける”と記されている。 ・この両神は「天日豊本葦牙天皇」及び「皇女」であり、「ヒナタ」は南、「ヒウケ」は北であるが、  「エビロス」というのは外の邦(日本国)の事であり、「エビス」と同じ意味でもある。 ・スペインも古代にはエブルスと呼ばれていた。 ・今もその名が河に残っており、エブロ河がそれである(同名のエブロ谷も存在する)。 ・時代を降って「神皇産霊天皇」の後「宇摩志阿志牙備天皇」が南米巡幸の際に、  アルヘンティーナ・アルス賊頭、ブラジル賊頭及びコロンビア賊頭の三頭領が、  天皇の暗殺を計ろうとしたので、天皇自ら指により捻り殺した(詳細は『神代の萬国史』より記載)。 ・これを目撃した南北両エビロスの土着民ら(文献には五色人とある)は戦慄し、  二州五十名の総代表が服従の意を表し、口々に「アメノリ」を連呼した、即ち天降りの意である。 ・以来、エビロスをアメノリと改めた。 ・これを根拠とするなら、「アメリカ」とは元来日本語である。 ・そして、南北(アメリカ)共に天皇の領土であったことを忘れてはならない。


アメリカの由来(簡易訳)[*旧字体と古い言い回し等を簡易的に現代文に改めたもの]   アメリカがモンローの煙幕に隠れて居った頃なら別に問題とするに及ばないが、  世界の和戦権を勝手に掌握して、日中無理に星の光を輝かそうとして居る今日、  アメリカという国名は一体誰が付けたのかを借問(質問)したい。   この由来は僅かに百五十頁しか無い米国史では分ろう筈は無いがさればとて  一千頁に満たないヨーロッパ史でも分ろう筈もない。   伝説に由ると、千五百年の頃イタリア人アメリゴ・ヴェスプッチなるものが  南米を探検し小説的の紀行文を書いたのが熾(火勢の意)に読者の感興(興味が  湧かすの意)を惹いたために、誰いうとなくこの新大陸をアメリカと呼ぶように  なったとの事である。しかし、馬鹿らしい伝説で、コロンブスの晩年はドウで  あろうと、史上彼を以って米大陸の発見者なりと公認し居るならば、新大陸は  必ずコロンビヤとでも命名すべきである。   然るに一出版物位に動かされてアメリカと命名したなどはあまりに突飛なこと  である。しかもアメリゴーは本名でなく雅号であるそして彼の著書は南米に関した  ものであるなら北米の方には関係ないではないか。たとえイタリア人はこれがため  アメリカと呼んだとしても、オランダ人やスペインまでがこれに共鳴する筈はない。   思うに土人が既にこれをアメリカと呼んで居って、久しい以前から北アメリカ、  南アメリカの区別があったことが分かったために、強いて新たに国名を付けなかった  ものであろう、しからざれば発見者又は発見国が直ちにそれぞれ命名した筈である。   しかもアメリカの命名に関しては他に何等権威ある記録がない際に、驚くべきかな、  我が秘史には明らかに左のごとく記されてある。     天日奈多彦神在す所をヒナタエビロス國と名付け、   天日受姫神在す所をヒウケエビロス國と名付く。   この両神は天日豊本葦牙天皇及皇女で、ヒナタは南、ヒウケは北であるが、  エビロスというは外邦の事で、エビスと同意義であり、スペインも古代には  エブルスと呼ばれて居ったので、今もその名が河に残っているが、  エブロ河がそれである。しかるに降って神皇産霊天皇の後を承けられた  宇摩志阿志牙備天皇が南米巡幸の砌(みぎ)り、アルヘンティーナ、ブラジル及び  コロンビアの三頭領が天皇を暗殺せんと計ったので、天皇親らに指にて捻り殺された  これを目撃した南北両エビロスの土民等は戦慄し、五十名の総代を以って帰順(服従の事)  の意を表し、口々にアメノリを連呼した、即ち天降りの意である。   爾来(以来)エビロスをアメノリと改めたのである。しからばアメリカとは  元来日本語である。そして南北共に皇領であったことを忘れてならぬ。

(原文及び参考『神代秘史百話/酒井勝軍著』、『神代の萬国史/皇祖皇太神宮刊』)


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